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X線防護衣

遮へい材の種類

X線の遮へい材には、『無鉛 プレミアライト(P)』と『含鉛 スマートライト(S)』の2つの素材をご用意しています。
『無鉛 プレミアライト(P)』は、1995年に保科製作所がいち早く導入したNASA発の新素材です。

X線遮へい材は、[無鉛]・[含鉛]の2種類からお選びいただけます。

無鉛 プレミアライト(P)
NASAで開発された鉛を使わない遮へいシート。
軽さとしなやかさを兼ね備えた新素材です。
含鉛 スマートライト(S)
鉛を主体とした遮へいシート。
経済性に優れた素材です。

耳より情報

商品情報の見方〈マーク一覧〉

タグ1タグ2 タグ
肩位置(スカートは裾)のタグに鉛当量とサイズを表示。複数の防護衣がハンガーに掛かっていても、ひと目で確認することができます。名前、部署、室名などを入れることもできます。
インナーメッシュ(ハニカム+2層構造) インナーメッシュ(ハニカム+2層構造)
クッション性、通気性に優れたハニカムメッシュを採用。ハニカム2層構造により、エアクッションのような装着感とさわやかさを両立しています。また、取り外しができ、洗濯が可能です。
肩パット 肩パット
ウレタンフォームを使用。肩への負担を軽減するとともに、しなやかな着心地を実現しています。
ポケット ポケット
作業時にあると便利な胸元のポケット。名前・部署・室名などを入れることもできます。
鉛当量表示 鉛当量表示
エプロン、コート、ネック、スカートの全シリーズに表示しています。(VAOを除く)
SIAA SIAA抗菌素材
表面材に医療現場の清潔な環境づくりをサポートするSIAA抗菌素材を採用。抗菌剤を練り込んだ高耐久ポリウレタン素材なので、抗菌剤がはがれ落ちることはなく、抗菌性能も低下しにくいのが特徴です。また、汚れが浸透しないので、薬品・血液・体液等が付着しても、拭き取るだけのかんたんケアで衛生的なコンディションを保つことができます。

 

防護能力について

直接線に対する防護能力
X線防護用品の防護能力を表す単位には、鉛当量(mmPb)が使用されています。使用状況に応じて、適切なものを採用する必要があります。製品選定の目安として、下記 の測定実験例を参考にしてください。遮へい材によって各管電圧における遮へい能力には違いがありますので、目的に合わせてお選びください。

実験環境 ※測定試料には当社製品を使用。

図:実験環境
  1. X線管電流: 15mA
  2. 付加ろ過板:
    [100kVまで]0.25mmCu(狭いビーム)
    [100kV超え]0.7mmCu
  3. X線管焦点-試料間距離: 1,500mm
  4. 試料-測定器中心距離: 200mm
  5. 測定器、電離箱照射線量率計:
    ラドコン500型550-4(33cc)プローブ
結果 管電圧別鉛当量(mmPb/min)
試料名鉛当量管電圧(kV)枚数
8090100110120150
無鉛
プレミアライト(P)
0.25mmPb 0.26 0.26 0.26 0.22 0.20 0.16 1
0.35mmPb 0.42 0.42 0.41 0.35 0.30 0.23 2
0.5mmPb 0.54 0.55 0.52 0.44 0.38 0.29 2
含鉛
スマートライト(S)
0.25mmPb 0.26 0.26 0.26 0.27 0.27 0.27 1
0.35mmPb 0.40 0.41 0.41 0.41 0.41 0.41 2
0.5mmPb 0.54 0.55 0.55 0.55 0.55 0.55 2

※当社における鉛当量試験は、JISZ4501 の規格に基づき、管電圧 100kV で行います。
製品の合格基準は、表示鉛当量以上としています。

カラー

●カラー・バリエーション

ブルー、ライラック、ピンクオレンジ、イエロー、グリーン

 

耳より情報

規格外サイズのご注文

規格外サイズや仕様の部分的な変更などをご希望の場合は、遠慮なくご相談ください。HOSHINAブランドのX線防護衣は一つひとつが受注生産です。お客様のご要望にできるだけ柔軟にお応えいたします。

 

保証制度について

業界で初めて、X線防護衣に『保証制度』を設けました。正しくお使いいただいているにもかかわらず、ご購入から1年以内に不具合等が生じた場合は、状態に応じ、修理や交換を承ります。

耳より情報

安全に関するご注意

ご使用条件 管電圧150kV以下のX線で診療を行う場合に、迷X線の量を低減させることを目的とした製品です。それ以外の目的には使用しないでください。
管理の方法 専用ハンガーに掛けるなどして、保管してください。
点検の方法 半年に1回以上の透視検査をおすすめします。
破損の場合 ご使用をただちに中止してください。
廃棄の方法 「産業廃棄物」として廃棄することが必要です。各地方自治体の条例・規則に従い、許可を得た産業廃棄物処分業者に委託してください。
おかしいと思ったら 各営業所にお問い合わせください。

 

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